山添潤 展 |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集3 |
公開日: 2013年 5月 02日 |
ギャラリー・パルクでは、2013年5月7日[火]から5月19日[日]まで、山添潤による個展「山添 潤 彫刻展」を開催いたします。90年代半ばより石彫を手掛ける山添潤(やまぞえ・じゅん/京都府生まれ・1971~)は、制作・発表のベースを関東に構えながら も、近年では2009年に「個展」(アートスペース虹・京都)や「Art Court Frontier #7」(Art Court Gallery・大阪)に参加、2011年 にも個展(ギャラリー揺・京都)を開催するなど、関西圏でも定期的な発表を続けています。山添は大きな石の塊を前に具体的なフォルムや完成形を目指すことなく、ノミやタガネによって石を打ちます。その一打一打は素材との対話であり、また山添を媒介に石より発せられた不定形な声のようでもあります。そして、長い時間の積み重ねの果てにあらわれたカタチは、対話の密度でもあるノミの痕跡を浮かべた表面とともに、やがてひと つの「存在感」をそこに結び出します。確かな量塊と朧げなフォルムは、山添の身体と思考の狭間にあらわれたかのようであり、同一空間に内包された鑑賞者は、空間を 共有することで自らの身体と思考でもってその存在を捉え・感じ・受け止めようとするのではないでしょうか。本展は「6本の石柱」と「空間」と「鑑賞者」の存在によって構成された、山添の新作を発表する機会となります。 [作家コメント] [作家プロフィール] 全文提供:Gallery PARC 会期:2013年5月7日(火)~2013年5月19日(日) 時間:11:00 - 19:00 休日:月 会場:Gallery PARC |
最終更新 2013年 5月 07日 |