| EN |

企画展「井上勝江−師弟と共に−」
News
Written by KALONSNET Editor   
Published: January 31 2013
There are no translations available.

2013年2月4日(月)から22日(金)まで、永井画廊にて、企画展「井上勝江−師弟と共に−」が開催される。
昨年第62回日本板画院展に特別展示され注目をあつめた木版画家・井上勝江氏は新潟県で生まれ、創作活動としては染色から始めている。20代のころには友禅染の職人を目指して制作活動を行う中、その姿を目にした関東医療少年院(府中市在)の院長に請われ、院内の少女たちにも染色を教えるようになったという経歴がある。
当時、府中刑務所には「日本板画院」で活躍していた版画家・棟方末華氏が勤務し、少年院で木版画を教えていた。井上氏も次第に創作版画魅了され、棟方末華氏なきあと、井上氏による「木版画教室」がはじまることとなったそうだ。今回の展覧会では、関東医療少年院での50年におよぶ木版画教育の成果が、「世界遺産」、「滝」、「タワーのある風景」などのシリーズに籠められて一堂に展観されるという。

「板画に生命をこめて 井上勝江 -師弟と共に-展」
●会期: 2013年2月4日(月)~22日(金)、日曜日、祝日休
●会場: 永井画廊(東京都中央区銀座4-10-6)

Last Updated on January 31 2013
 

| EN |