展覧会
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執筆: カロンズネット編集3
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公開日: 2013年 1月 18日 |
Gallery PARC[グランマーブル ギャラリー・パルク]では、2013年02月05日から2月10日まで櫻澤克征による「ROOTS:櫻澤 克征 展」を開催いたします。
本展は現在、京都造形芸術大学 美術工芸学科 陶芸コース4回生に在籍する櫻澤克征(さくらざわ・よしまさ / 東京・1989~)による個展として、器や蓋物を中心にこれまでにつくりためた約200点の作品を展示するとともに、陶芸をはじめてからこれまでの自身のルーツを辿る展覧会です。 櫻澤はこれまでに器・水差し・茶入れ・香合などの茶道具を思わせるものから、花器や皿・鉢・壺、オブジェまで、陶による幅広い作品を手と土のおもむくままに制作しています。とりわけ近年では「蓋物」を中心に、茶道具ともオブジェとも呼べる作品を精力的に制作しており、それらはいわゆる「器・容れ物」として作陶や釉薬の美しさを示すとともに、趣向を凝らされたユーモラスな「オブジェ」としての造形の楽しさをも伝えます。
「自分が生まれてから今に至るまでの自分自身を探り、他者とのコミュニケーションの中で陶芸の楽しさや、陶芸の美観を自他ともに再発見できれば」と言うように、その作品には櫻澤の興味対象(素朴なもの、原始的なもの、建築的なもの、幾何学的なもの)から発想を得たものや、あるいは日常生活の中での小さな発見が造形として集約されているかのようです。また、それらを現在、(石ころの蓋物)、(動物の蓋物)、(茶器としての小さい蓋物)、(幾何学的な建築的なオブジェなど)の4つに大別しながらも、それぞれにユニークな試行錯誤を重ねています。
櫻澤の新作・旧作を取り混ぜたおよそ200点の作品を展示する本展では、その柔軟で変容性を持った作品の魅力に触れていただくとともに、陶の持つ自由な表現の魅力をも感じていただけるのではないでしょうか。
[作家コメント] まちを歩くと、二度見することがよくあります。 そこをよく見ると、昆虫がいたり、綺麗な石ころがあ ったり、キノコが自生していたり。 美しいものは日常に満ちあふれています。 日頃からセンサーを巡らし、察知することで自分自 身の美しいものへのモノサシの鮮度を保っているよ うに感じます。 そんなものを作ってみたいもんです。 直感でビビっとくるものを。 生活にそういったものが溶け込んでいれば、毎日が 痺れるように楽しく、彩り豊かになるんではないで しょうか。
[作家プロフィール] 櫻澤克征 Sakurazawa Yoshimasa
1989.8 東京都生まれ 2013.3 京都造形芸術大学 美術工芸学科 陶芸コース卒業見込 おもな展覧会 2012 京都同時代学生陶芸展 ( 元・立誠小学校 / 京都 ) - どんとこい展 ( Gallery h2o / 京都 ) - 第107回 京料理展示会 ( みやこめっせ / 京都 ) 2011 京都同時代学生陶芸展 ( 元・立誠小学校 / 京都 ) - 男展 ( むろまちアートコート / 京都 ) - 丼ちゃんさわぎ展 ( Gallery h2o / 京都 ) - 018 - おはこ展- ( Gallery Park / 京都 ) 2010 風と土の交藝 in琵琶湖 高島 ( 交流館 / 滋賀 ) - セックスカート展 ( ART ZONE / 京都 ) - 始発展 ( 0000 Gallery / 京都 ) - 臨生のアート ( ギャルリオーブ / 京都 )
全文提供:Gallery PARC
会期:2013年2月5日(土)~2013年2月10日(土) 時間:11:00 - 19:00 休日:月 会場:Gallery PARC
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最終更新 2013年 2月 05日 |