1977年生まれの大谷一生は和光大学芸術学科で学び、REEBOK、PAUL & JOE SISTERなどのブランドとコラボレーション活動を展開する傍ら、身近なモチーフを描き続けながら作品を発表しています。

一生は音楽のセッションのように、意図せずに現れる色彩や形態を描き重ねていくことで独自のタッチを生み出します。作品はリズムの強弱のように多彩な筆致によって生き生きと構成され、ライブで見る楽しみを与えてくれます。今回は一生の妹であり、刺繍やビーズを使った作品を作るsikakuicoとの共同作業で作られた動物のポートレイトシリーズを発表いたします。

「それは音楽するように。 目に映る愛しいものを留めようと、兄は色を打ち描き、 目に映らぬ愛しいものを解放しようと、妹は形を縫い綴る。 ２人が１つのキャンバスに向かい個性を奏でたなら、 見る人には一体どんな音楽が聞こえて来るだろう。」

温かくも大胆な一生の筆のさばきと、繊細なsikakuicoの刺繍のコントラストが奏でる「Music on the canvas」をどうぞご期待下さい。

レセプション 10月16日 (火)17:30 - 19:30