オーストリアを拠点に制作・発表を続けるアーティスト、ウォルフガング・ザイエール氏、 ２年ぶり、２度目の展覧会です。前回の展覧会でもその類い稀な作品世界で多くの方々を魅了しました。

ザイエール氏は、現代クラシック音楽の作曲家としても活躍しており、 絵画作品の上でも、美しい旋律の様なバランスと品格のある静かでダイナミックな色彩による 抽象表現としての情景が見事に融合し、その才能が奏でられています。

精力的な創作活動は留まることを知らず、次々と素晴らしい作品を生み出しており、 近年では、オーストリア国内のみならず、ヨーロッパ内外でも滞在制作・発表をしています。 今回は近年、アメリカのネイティブインディアンの地でインタビューをしながら滞在制作した作品群も登場します。

日本でも2006年より神戸のギャラリー開、名古屋のギャラリー フィールアートゼロと計３回の展覧会を行っていますが、 その素晴らしい数々の作品を日本で、より多くの方々にご紹介したいという思いから 今回、名古屋、神戸の２つの地にて合同展覧会が実現することになりました。

是非この貴重な機会に両ギャラリーに足をお運びいただき、ザイエール氏の類い稀なる感性に触れていただければ幸いです。

gallery feel art zero 　正木なお 2012年９月吉日