［作家コメント］
きっかけは、師の「見たことない作品をつくること」という言葉でした。
試行錯誤ののち、いろいろな形や色を排除し、
画面を少ない要素で構成するかたちになりました。
曖昧模糊とした画面に少しの線と、色をのせる。
一瞬の内外をめぐる空気を感じ、不思議な残像がふとした瞬間によみがえる、
そんな作品になればと思っています。

（2012.7　青山洋子）

［作家プロフィール］
青山洋子　AOYAMA Yoko

元永定正氏に師事

＜主な公募展・グループ展＞
1989　第6回吉原治良賞展（大阪）
1990～2006　第43回芦屋市展（兵庫）
1990　日本国際美術展（東京）
1991　第20回現代日本美術展（東京）
第7回吉原治良賞展（大阪）
1992　第45回芦屋市展<買上賞>芦屋市立美術博物館買上（兵庫）
ABC&PI展（大阪）
1993　第8回吉原治良賞展（大阪）
1994　ABC&PI展（大阪）
1997　第26回現代日本美術展<東京国立近代美術館賞>東京国立近代美術館買上（東京）
1998　第27回現代日本美術展（東京）
伊丹大賞展<奨励賞>（兵庫）
ACRYLAWARD（東京）
1999　第28回現代日本美術展（東京）
第11回吉原治良賞展<優秀賞>（大阪）
第4回昭和シェル石油現代美術展（東京）
2000　第29回現代日本美術展（東京）
2001　第12回吉原治良賞展（大阪）
2001～2010　thing matter time（信濃橋画廊／大阪）
2007　グループ展「A21選抜展」（ポズナン／ポーランド）
2008　グループ展「Insel Gallery 企画展」（ベルリン／ドイツ）
2010　グループ展（レンヌ／フランス）
2011　グループ展「ブールジュ市企画展」（ブールジュ／フランス）

＜パブリックコレクション＞
芦屋市立美術博物館／東京国立近代美術館／台湾科技大学　ほか