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ウェンディ・ワグナー 展:
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2009年 5月 19日

copyright(c) Wendy Wagner

ワグナーは1992年にArt Institute of Houstonを優秀な成績で卒業した後、10年間グラフィックデザイナーとしてのキャリアを積みましたが、この間に子供時代から好きだったペインティングやスケッチへの気持ちが強まり、本格的なアーティストとしてのキャリアをスタートさせました。そして、数多くの個展、グループ展を行い、2008年5月には作品“I hope I'm Dreaming”にて、アート界で最も権威ある賞の一つ「The Hunting Art Prize 2008」(2008年度「ハンティング・アート賞」)を獲得しました。

彼女の描く作品世界は豊かな想像力に溢れ、遊び心いっぱいの愛らしいキャラクターたちが多く登場します。今回、「ギャラリー・トリニティ」で初のお披露目となる作品コレクションの中には、チャーミングで美しく仕上げられた“little bittys”(リトル・ビティー)というミニサイズのかわいらし い作品から、アイスショーやサーカスのイメージを通して、陽気なワグナーの潜在意識を表すような大判サイズの作品までが含まれています。

幼少時代の思い出や第一印象などを深く掘り下げながら、ワグナーはティンテッド・ジェッソ、アクリルやオイルペイントを何重にも使い、彼女がビジュアル化した空想的な形や、幻想的なイメージの間に登場するおちゃめなキャラクターたちの冒険を描いています。

※全文提供: ギャラリー・トリニティ

最終更新 2009年 6月 02日
 

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