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「死なない」という身体と哲学への軌跡、いや、奇跡?
ニュース
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2012年 6月 19日

   7月14日(土)まで、ギャラリー・アートアンリミテッド(東京・乃木坂)にて荒川修作+マドリン・ギンズ(敬称略)による作品を紹介する「ARAKAWA + GINS Reversible Destiny to be continued」展が開催中だ。7月7日(土)には、『荒川修作の軌跡と奇跡』の著者・塚原史氏(早稲田大学教授)によるトークイベントも行われる。 展覧会では、荒川修作氏の初期版画作品から、《養老天命反転地》制作のために作られたCGドローイング、「荒川修作の実験展-見る者が作られる場」(1991年、東京国立近代美術館他)に出品された作品などが展示。自身による作品や著作、また近年のドキュメンタリー映画『死なない子供、荒川修作』(山岡信貴監督、2010年)などからもうかがえる、壮大な思索を続けた荒川氏の活動の軌跡に注目だ。
  また、アニメーション映画監督・宮崎駿氏もインスピレーションを得たとされる養老天命反転地にも近い岐阜県美術館では7月1日(土)まで「荒川修作&(アンド)」展を開催中。改めて注目されている荒川修作とマドリン・ギンズの世界を再考したい展覧会である。

「ARAKAWA + GINS Reversible Destiny to be continued」展
●会期: 2012年6月16日(土)~7月14日(土)、13:00-19:00 、 日・火曜休
●会場: ギャラリー・アートアンリミテッド
※トークイベント: 【7/7 天命反転トーク】 第一回講師:塚原史氏(早稲田大学教授)によるトークは、すでに予約が定員に達しました。
●参考サイト: http://www.artunlimited.co.jp/current/

「荒川修作&(アンド)」展
●会期: 2012年5月17日(木)~7月1日(日)
●会場: 岐阜県美術館
●参考サイト: 岐阜県美術館  http://www.kenbi.pref.gifu.lg.jp/

最終更新 2012年 6月 20日
 

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