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吉田和夏:マンモスの肌着を着て就寝
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Published: May 09 2012
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「名前のない塚 - トリケラ草群生地-」2012 | アクリル・油彩、木パネル、石粉粘土 | 38.0 × 42.0cm | ©Waka Yoshida Courtesy of GALLERY MoMo

このたびGALLERY MoMo Roppongiでは6月2日(土)から6月30日(土)まで、当ギャラリーでは3 回目の個展となる、吉田和夏展「マンモスの 肌着を着て就寝」を開催いたします。吉田和夏は1983 年岩手県生まれ、2006 年埼玉大学教育学部美術専修卒業、その後もセツモード学園で学び2008 年には卒業しました。大学在学中、教育実習に行った学校の、教材室にあった地層の模型に目がとまり、地層の上に箱庭のような風景が乗った作品を作り始めました。それは平面で描くことにとどまらず、立体へと発展し、その内容も食べ物や鉱物、或いは恐竜へとつながり、独自の世界を展開して来ました。作品は立体作品も平面作品も、ほのぼのとした温かみが溢れ、風景や大地も含めて生きるものへの慈しみを感じさせます。最近、近所に貝塚の看板を見つけ、遺跡があると興奮したそうですが、考えてみれば遺跡といえども太古のゴミ捨て場、そんな場所を見に行くことにどこか仰々しさも感じて、自分の作ってきたものの集まりにも貝塚のイメージが重なり、作品化へとつながりました。今展ではこれまでの作品の基本的な要素を含みつつ、新たな展開の作品が展示空間を埋め尽くします。平面と立体を混在させるような作品など約16 点 ほどの展示を予定、皆様のご高覧をお待ちしています。

[作家プロフィール]
1983 岩手県生まれ
2006 埼玉大学教育学部美術専修 卒業
2008 セツモードセミナー 卒業

<個展>
2008 セツモードセミナー1Fギャラリー(東京)
GALLERY MoMo(東京)
2010 GALLERY MoMo Ryogoku(東京)

<主なグループ展>
2004 「デザインフェスタvol 18」  東京ビックサイト(東京) 06' 07' 08'
「tarohi 展」 ギャラリー澄光(東京) 05' 07'
「埼玉大学有志展示 彩展」  埼玉県立近代美術館(埼玉)
2005 「月光荘ムーンライト展」 月光荘(東京) 06'
「埼玉大学有志展示 彩展」  埼玉県立近代美術館(埼玉)
2006 「デザインフェスタvol 20」  東京ビックサイト(東京)
2007 「春だから展」 にじ画廊(東京)
「絵人五輪展」 幸伸ギャラリー(東京)
「リトルマガジン「ここ」ミニ展示 「しろ」のこと」 
ブックギャラリーポポタム(東京)
2008 「new - laid eggs 展」 GALLERY MoMo(東京)
「イラストレーション ザ・チョイス大賞展」 伊東屋9Fギャラリー(東京)
「roji ART exhibition 壁画展」 rojicafe(東京)
「トーキョーワンダーウォール2008」東京都現代美術館(東京)
「new painter 展」 MOTT GALLERY(東京)
「GEISAI # 11」 東京ビックサイト(東京)
「Opening exhibition 展」 GALLERY MoMo Ryogoku(東京)
「セツ・モードセミナー卒業生・研究生展示 宿☆題 」 月光荘(東京)
2009 「 Summer Group Show Hop Step Jump」GALLERY MoMo Roppongi ( 東京)
2010 「蝙蝠展」ブックギャラリーポポタム(東京)
「ポポタムウィンタム」ブックギャラリーポポタム(東京)
2011 「再生‐ Regenerate-」GALLERY MoMo Ryogoku(東京)
「激凸展」unseal comtenporary(東京)

オープニングレセプション: 2012年 6月 2日(土)18:00 - 20:00

全文提供:ギャラリーモモ六本木


会期:2012年6月2日(土)~2012年6月30日(土)
時間:12:00 - 19:00
休日:日・月・祝
会場:ギャラリーモモ六本木

Last Updated on June 02 2012
 

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