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マーティン・クリード 展
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2009年 5月 28日

© Martin Creed | Courtesy of hiromiyoshii copyright(c) Martin Creed

日常にあるいろいろな物・事を、くり返したり、並べたり、切りとったり、重ねたり、唄ったり……そうして、ものの見方を、少しのユーモアといっしょに更新する。固まった観念・パターンをツイストさせて、生きる上でどんなアイデアも活かすことの大切さを、シンプルに、ストレートに伝えること。マーティン・クリードは、哀しさも嬉しさも、肯定も否定も、「生」をすべて、アートの内にとらえている。

広島市現代美術館にて開催している個展につづいてクリードは、初の東京での個展となる本展で、点睛を描き入れる画人のような精確さで、みずからの表現を巧みに冴えわたらせる。新作ペインティング、2006年発表時に話題となった映像作品など、あらゆる限定を超えて伸展をつづけていく、クリードのアートが、ここに明らかとなる。

Martin Creed
1968年、イギリス、ウェークフィールド生まれ。
2001年、ターナー賞受賞
主な展覧会に、1998年の第11回シドニービエンナーレ。2000年、サウサンプトン市立美術館、リーズ市立美術館、ブルー・コート・ギャラリーにて個展 「Martincreedworks」。 2003年、ベルン現代美術館にて個展。2005年の第8回リヨン・ビエンナーレ。2007年、ヘッセル美術館での個展「フィーリング」 など。5月23日からは広島現代美術館にて個展。

※全文提供:hiromiyoshii

最終更新 2009年 5月 30日
 

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