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福永一夫 : 『芸術家M の舞台裏:福永一夫が撮った「森村泰昌」』
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Published: April 13 2012
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K.Fukunaga_DM

名画や女優に自ら扮するセルフポートレート作品で世界的に有名な美術家、森村泰昌。本展では、森 村泰昌が2010 年から発表している「なにものかへのレクイエム」シリーズを中心に、作品制作の舞台 裏を撮影した、福永一夫の写真作品を展示、販売します。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

[作家コメント]
『自らの意志で撮っていたはずなのに、実は撮らされていたのかもしれない。これらの写真も森村さんのセルフポートレートなのか。』 ― 福永一夫『いつもはセルフポートレート写真を発表している私ですが、今回は、写真家・福永一夫が撮った、もうひとつの「私」の顔が発表されます。そこにはどんな「私=モリムラ」が立ち現れるのか、私も楽しみにしています。』 ― 森村泰昌

[作家プロフィール]
【福永一夫(ふくながかずお)/写真家】
1959 年京都市生まれ。1986 年、京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。商業写真家助手を経て1989 年、独立。美術館、画廊での作品撮影、展覧会やパフォーマンスなどの記録写真を中心に活動。その他、建築写真、美術誌の取材など。学生時代、教授であった写真家アーネスト・サトウ氏のもと写真を始める。当時の講師が森村泰昌氏であり、1989、90 年と2004 年から森村の作品制作に関わる。

【森村泰昌(もりむらやすまさ)/美術家】
1951 年大阪市生まれ。京都市立芸術大学卒業、同大学美術学部専攻科終了。1985 年,ゴッホの自画像に自らが扮して撮影するセルフポートレート手法による大型カラー写真を発表。1988 年,ベネチアビエンナーレ/アペルト部門に選ばれ,以降海外での個展、国際展にも多数出品。古今東西の有名絵画のなかの登場人物になる〈美術史シリーズ〉、映画女優に扮する〈女優シリーズ〉、20 世紀の歴史的事件や人物をテーマとした<レクイエムシリーズ>などの作品で知られる。一連の芸術活動により、2011 年秋に紫綬褒章授与。 近著に『露地庵先生のアンポン譚』(新潮社)、『対談集 なにもかへのレクイエム-20世紀を思考する』(岩波書店)。最近の作品集に『森村泰昌全女優』(二玄社) 、『まねぶ美術史』( 赤々舎) 、『森村泰昌 肖像/経済』( Akio Nagasawa Publising)など。

レセプションパーティー : 2012 年4 月14 日(土) 18:00~20:00

【アーティスト・トークのお知らせ】
日時/会場 : 2012 年4 月22 日(日) 14:00~15:30 / B GALLERY (BEAMS JAPAN 6F)
予約定員制 : 先着30 名様 ※ご予約はB GALLERY まで
ゲスト:森村泰昌(美術家) / 飯沢耕太郎(写真評論家)

森村泰昌hp

全文提供:B GALLERY


会期:2012年4月14日(土)~2012年5月17日(木)
時間:11:00~20:00
休日:会期中無休
会場:B GALLERY

Last Updated on April 14 2012
 

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