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中川幸夫氏逝去
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Written by KALONSNET Editor   
Published: April 07 2012
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   斬新な作風で知られる生け花作家の中川幸夫氏が3月30日、老衰のため香川県坂出市で死去した。93歳だった。葬儀は近親者で行い、喪主は弟昭一氏。中川氏は同県丸亀市に生まれ、1942年から生け花を学んだ。「型」を重視する生花の伝統に反発し、戦後は前衛生け花研究会「白東社」に参加。56年に上京。花を腐敗させたり、盛ったりする斬新な作風で注目を集めるとともに、書やガラス工芸も手がけていた。活動は美術界からも評価が高く、大原美術館や宮城県美術館で個展を開催。02年には20万本分のチューリップの花びらをヘリコプターでまくなどの活動をしていた。

Last Updated on April 07 2012
 

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