角田みどり+松本順 : 変幻 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2012年 3月 20日 |
このたび、Fukagawa Bansho Galleryでは2012 年4月15日から4月30日まで“ 変幻(Metamorphose) ”と題し、角田みどり、松本順による二人展を開催いたします。 角田みどりは1 9 7 7 年東京都生まれ、2000年上智大学外国語学部ロシア語科を卒業し、宮原夢画氏に師事した後2 0 0 4 年に独立しました。現在は東京を拠点に制作活動を行っており、今もっとも活躍する若手写真家の一人です。ファッションを中心とした雑誌・広告のキャリアを始め、CDジャケットなどの写真を数多く手がけており、2010年には渋谷Bunkamura Galleryなどで個展を開催、注目を集めました。 松本順は1975年 千葉県生まれ、KIKUCHI TADASHI氏に師事した後2003年に独立しました。ファッション雑誌や広告、コレクションのランウェイなどでヘアアンドメイクアップアーティストとして、独創的、且つ、ヴァリエーション豊かなスタイルを作り上げることで定評があります。 角田みどりと松本順の創作のきっかけは2009年の high fashionのモードページでした。そこで互いの創りあげる世界に共感した角田と松本は、その後も仕事の中でクリエーションを刺激しあうようになり、作品の共同制作をはじめます。松本が制作したマスクをモデルに装着し、ヘアメイクを施して独特な生物を形創ると、松本は撮影の全てを角田に任せます。角田はその生物を、普段自分が手がけるポートレイトのように撮影します。このようなプロセスで撮られた今回のシリーズ作品は、2011年から制作が始められ、本展が初の二人展となります。 モデルは作家と親交の深い友人やファッションモデル、現代舞踏家など、作家との大きな信頼関係のもと制作協力を得られています。本展では新作を中心に10点前後展示する予定でおります。是非、この機会にご高覧いただければ幸いです。
[作家プロフィール] 全文提供:Fukagawa Bansho Gallery 会期:2012年4月29日(土)~2012年5月27日(日) |
最終更新 2012年 4月 29日 |