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坂本佳子:Mae-Rim
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2009年 4月 28日

© Keiko SAKAMOTO | Courtesy of Wada Fine Arts | copyright(c) Keiko SAKAMOTO

昨年7月の個展『KEELUNG 2』では、台湾の港町の風景をテーマに制作された作品を展示いたしましたが、今回はタイのMae-RIM(メーリム)へと取材地を移し、その独特のムード漂う場所からエッセンスのみを抽出して再構築された風景や人物を描いた約10点を展示予定です。

坂本佳子は、1968年に大阪に生まれ、東京で育ちました。1993年多摩美術大学大学院絵画修士課程修了後は、国内を中心に活動を展開し、 2000年から1年間、文化庁派遣芸術家在外研修員としてフランスに滞在、活動しました。2005年には、府中市美術館で公開制作を行ないました。

坂本佳子の作品は、既製の布地や、自身で柄を描いた布地を絵の具と同様の「絵を描くための」素材と捉え、キャンバスに貼付けて画面を描いていくユニークな技法をとっています。また、光そのものを表現し、南国の風景からそのまま切り取られたかのような眩しさを放つ、独特の風合いを持っています。

※全文提供: ワダファインアーツ

最終更新 2009年 6月 05日
 

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