「竜宮美術旅館」は、進駐軍が使っていた歓楽街の宿を、ＮＰＯ法人黄金町エリアマネジメントセンターが「黄金町バザール2010」の建築プロジェクトとして改築した建物である。改築時に遺された凝った意匠の装飾などが観られる独特の雰囲気を持つ空間で、2010年以来、様々なアーティストの作品展示が行われてきた。しかし、2012年３月に、取り壊しが決定されている。
  今回、最後の展覧会として、全14組のアーティストが参加する展覧会「RYUGU IS OVER!!─竜宮美術旅館は終わります」が行われる。キュレーションは、コレクターの宮津大輔氏。建物と作品のコラボレーションが楽しめそうだ。

●会場：竜宮美術旅館
●会期：2/17-3/18、月・金・土・日、　13:00-21:00（一部作品は20:00まで）
●入場料：500円（会期中何度でも入場可）
●参加作家：青田真也 / 淺井裕介 / 臼井良平 / 狩野哲郎 / 志村信裕 / 武田陽介 / 冨井大裕 /丹羽良徳 / 森田浩彰＋大久保あり / 八木貴史 / 安田悠 / SHIMURABROS. / mamoru / Yu Cheng-Ta
●詳細
http://ryugubijuturyokan.org/