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時計塔80年記念 文化功労者 今井政之 展
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Published: February 02 2012
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昨秋、文化功労者に顕彰された日本藝術院会員の陶芸家・今井政之氏による、和光では初めての個展を開催いたします。日本陶芸界の第一人者として圧倒的な存在感を誇る今井氏。土の表面に、数種類の発色の異なる土を嵌め込み焼き上げる面象嵌の技法を確立し、陶芸の新しい世界を切り開きました。真骨頂ともいえる巧みな描写力によって表現される動植物は、窯変による独特な肌合いを醸し出し、生命感に溢れています。今回は、「石垣の海」をメインテーマに、南洋に生息する生き物をモチーフとした、大皿、壺、花瓶、香爐、茶盌、陶額、そして和光の時計塔80年を記念した作品など、合わせて100余点を展観いたします。他の追随を許さない独創的な作品の数々を、この機会にぜひご覧くださいますようご案内申し上げます。

[作家プロフィール]

今井政之(いまいまさゆき)略歴

広島県竹原市出身
1952年 文化勲章受章者・楠部彌弌に師事する
1965年 日本陶磁協会賞受賞
1966年 日展会員となる
1978年 広島県竹原市に竹原豊山窯(登窯、穴窯)を築窯
1989年 国際交流基金文化講師としてペルーとアルゼンチンを訪問
ペルー共和国クスコ美術学校客員名誉教授となる
1991年 日工会展 内閣総理大臣賞受賞
1998年 日本藝術院賞受賞
2003年 広島県地域文化功労者表彰
日本藝術院会員となる
2008年 京都府文化賞特別功労賞受章
2009年 旭日中綬章受章
2011年 日展顧問に就任
文化功労者顕彰

全文提供:和光ホール


会期:2012年3月13日(火)~2012年3月21日(水)
時間:10:30-19:00(最終日は17:00まで)
休日:無休
会場:和光ホール

Last Updated on March 13 2012
 

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