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Written by KALONSNET Editor
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Published: December 22 2011 |
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12月15日、第15回文化庁メディア芸術祭の受賞作が発表された。アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門での作品募集に対し、応募は国外合わせて57の国と地域から900件を超え、過去最多の2,700件以上の作品が集ったという。 アート部門大賞は、山本 良浩による映像作品、『Que voz feio(醜い声)』。双子の女性をそれぞれ二つの画面に映し、語られる共通の思い出の話しを通じて、記憶や国籍、言語などの「差異」が露わになる。 エンターテインメント部門の大賞は、大八木 翼 、馬場 鑑平 、 野添 剛士 、John POWELLによるプロジェクト『SPACEBALLOON PROJECT』。スマートフォンを特殊なバルーンに載せ、上空30,000mの成層圏へ飛ばした。その様子はリアルタイムで中継され、ツイートなども数多く寄せられた。 また、新人賞の『リズムシ』を制作した成瀬 つばさも注目を集めている。受賞作は、ボタンを押すと、音と共に落書きのようなラフな線で描かれたキャラクター「リズムシ」が踊り出すiPhoneアプリである。現在総計200万以上がダウンロードされた。スマートフォンが広まるとともに、エンターテイメントを担うメディアも変化しつつあるようだ。 アニメーション部門の大賞は、日本のカルチャーシーンに多大なムーブメント と影響を及ぼした新房 昭之(監督)TVシリーズ『魔法少女まどか☆マギカ』。マンガ部門では、岩岡 ヒサエによる『土星マンション』が大賞を受賞。 また功労賞には、広島国際アニメーションのフェスティバルディレクターであり、アニメーションの制作や教育、振興に貢献を果たした木下 小夜子が選ばれた。
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Last Updated on December 23 2011 |