TOKYO DESIGNERS WEEKは、今年で26年目を迎える都市型デザインイベント。明治神宮外苑前広場を中央会場とし、国内外の企業・デザイナー・大使館・団体、ギャラリーがそれぞれの作品や取り組みを発表する。また、青山地域を中心に70以上のSHOPやギャラリー、カフェが参加するSHOP EXHIBITIONを展開する。
   今年のテーマは、「LOVE 地球への愛、ヒトへの愛、モノへの愛」と題し 、デザインだけでなく、現代アート、音楽、ワークショップなど、幅広い領域を取り上げる。

   中央会場に特設会場が設けられるデザインとアートの新たな関係性を追求するTDW-ARTでは、ミズマアートギャラリー「エルピスの空」展、小山登美夫ギャラリー「ローカル・リアリティー―たった一人の自分から」、G-tokyo展、河口洋一郎展を開催。
   「エルピスの空」展は、ミズマアートギャラリー企画の展覧会。鴻池朋子、Chim↑Pom、宮永愛子など、震災以後も輝きを失わない強い力をもった作品を紹介する。
   伊藤彩、菅木志雄らが出品する小山登美夫ギャラリーの「ローカル・リアリティー―たった一人の自分から」は、アート制作の個人的でローカルな点に着目した展覧会。デニス・ホリングワース、ディエゴ・シンなど海外作家も多数展示される。
   「G-tokyo展」は、来年で3回目を迎えるコンテンポラリーアートフェア「G-tokyo」に参加するギャラリーSIDE2、ヒロミヨシイ、児玉画廊、タカ・イシイギャラリー、ワコウ・ワークス・オブ・アート、山本現代の6ギャラリーが個展や企画展形式で展示販売を行うギャラリーショー。

   他に中央会場では、「環境」×「デザイン&アート」をテーマにしたエキシビション「環境デザインTENT」、貨物用コンテナを使った空間インスタレーション「コンテナ展」、学校単位で学生達の作品をプレゼンテーションする「学生作品展プラス」、音楽ライブ、環境やデザイン、クリエイティブについてのセミナーやトークショーなどさまざまなイベントが開催される。

プログラムの詳細は、公式ウェブサイトを参照http://www.tdwa.com/

   また、東京ミッドタウンでは、複合デザインイベント「DESIGNTIDE TOKYO 2011」も開催中。青山と六本木エリアでデザインとアートを楽しみたい。

【開催概要】
名称：TOKYO DESIGNERS WEEK2011
会期： 2011年11月1日（火）-6日(日)
入場料：当日券: 2500円　　前売り券: 2000円
場所：東京都新宿区霞ヶ丘町2-3　明治神宮外苑絵画館前（中央会場）、都内SHOP
開催時間：11:00-21:00（最終日18:00予定）
主催：デザインアソシエーションNPO