| EN |

オラフ・ブルーニング:life is a wheel
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2009年 4月 02日

copy right(c) Kodama Gallery

Olaf BreuningはNYを拠点とし、映像や写真、立体作品によるインスタレーションで国際的に評価の高いスイス生まれのアーティストです。日本では児玉画廊での個展(2004年, 2007年)の他、森美術館で開催された「笑い展」(2007)に参加し、あえて何でもない風景やどうでも良い物に対してアクションを起こすその独特のユーモアセンスで多くの観客を魅了してきました。 東京展の「life is a wheel」ではこれまでの写真や映像作品のイメージから一転、ブラック&ホワイトのドローイングによるインスタレーションです。スペース全体にウォールドローイングが施され、巨大なペーパードローイングに加え、ドローイングから抜け出たような黒の彫刻も併せて発表されます。Olaf Breuningの描くドローイングは、例えばノートの端の落書きのようなちょっとした悪戯心やブラックなユーモア、くだらない思い付き、そういったバカバカしいながらも憎めない楽しさに溢れています。 昨年チューリッヒのMigros Museumで開催された展覧会の成功を受け、新作がいっそう待ち望まれるOlaf Breuningの満を持して発表される今展におきましては、"ステレオタイプ"に対するシニカルな姿勢やユーモアを備えた作品のスタイルはそのままに、新たに"色"をテーマに加味した世界観を双方の個展の対比により、存分にお楽しみ頂けることと存じます。

※全文提供: 児玉画廊

最終更新 2009年 4月 04日
 

関連情報


| EN |