展覧会
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執筆: 記事中参照
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公開日: 2011年 10月 30日 |
海や川、空の色合いの美しさや山並みの雄大さといった自然美、人の営みが感じられる都市の情景など、魅力ある風景は多くの作家の心をとらえて止みません。心に響いた風景は、その時の感動と共に作品へとつながります。小出楢重が描く大阪の都市や吉原治良の芦屋風景、山本直治の京都風景のほか、ハナヤ勘兵衛が写した神戸や奈良の光景など、大正から昭和にかけての関西の一風景を、作家のまなざしとともに散策していきます。
彼らの作品を「散歩」するなかで、あなたの心の風景へ思いを巡らせていただければ幸いです。
主な展示作品 (芦屋) ・吉原治良 ≪鯔とチューリップ≫ 1928年 油彩・布 ・小出楢重 ≪海辺風景≫ 1930年 油彩・布 ・山崎隆夫 ≪芦屋川≫ 1988年 油彩・布 (神戸) ・大橋了介 ≪神戸の波止場≫ 1935年頃 油彩・布 ・ハナヤ勘兵衛 ≪船出(神戸港)≫ 1936年 ゼラチンシルバー・プリント ・福井市郎 ≪メリケン波止場≫ 制作年不詳 ドライポイント・紙 (大阪) ・小出楢重 ≪雪の市街風景≫ 1925年 油彩・布 ・小出卓ニ ≪淀川夕景≫ 1974年 油彩・布 ・ハナヤ勘兵衛 ≪淀屋橋にて≫ 1946年 ゼラチンシルバー・プリント (奈良) ・大橋了介 ≪奈良公園≫ 1943年頃 油彩・布 ・ハナヤ勘兵衛 ≪十津川≫ 1971年 ゼラチンシルバー・プリント (京都) ・山本直治 ≪疎水風景≫ 1967年 油彩・布 ・片岡真太郎 ≪嵯峨野(京を中心とする日本の原風景シリーズ)≫ 1986年 油彩・布 ・≪阪神名勝図絵≫32点 ・神戸、芦屋などの絵葉書 ・小出楢重 16mmフィルムによる記録映像 ほか約75点
関連イベント ■学芸員によるギャラリートーク 日時=12月3日(土) 午後2時-(1時間程度) 会場=展示室 聴講無料(要展覧会チケット) ■見学会「建物のある風景散歩-芦屋の近現代建築」 日時=11月13日(日) 午後1時-午後4時 講師=梅宮弘光(建築史家・神戸大学大学院准教授) 参加費=500円 定員=20名 ※要事前申込(締切=11月1日(火)必着) ○芦屋の近代建築の見学会を行います(旧芦屋郵便局電話事務室、仏教会館ほか) ■「ターナー色彩株式会社工場見学会」 日時=11月22日(火) 午後1時-午後3時 講師=瀧川隆弘(ターナー色彩株式会社研究開発室) 訪問先=ターナー色彩株式会社(大阪市淀川区) 参加費=500円 定員=20名 ※要事前申込(締切=11月10日(木)必着) ○工場見学と『現代絵画材料の発展と歴史』のレクチャーを予定 ●見学会の申込方法 往復はがきに、ご希望のイベント/住所/氏名/年齢/連絡先をご記入の上、芦屋市立美術博物館までお送りください。 なお、応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。 詳細は芦屋市立美術博物館HPを参照 http://ashiya-museum.jp/。
【同時開催】 コレクション展Ⅲ「具体誕生」および「芦屋の遺跡とその出土品」展 会 期 2011年(平成23)年10月22日(土)-12月11日(日) 会 場 芦屋市立美術博物館 第1展示室、歴史資料展示室
※全文提供: 芦屋市立美術博物館
会期: 2011年10月22日(土)-2011年12月11日(日)※会期中に一部展示替えを行います 前期: 2011年10月22日(土)-11月13日(日) 後期: 2011年11月15日(火)-12月11日(日) 会場: 芦屋市立美術博物館
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最終更新 2011年 10月 22日 |