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丸山恭世:moment
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2009年 3月 26日

"Untitled" (2009) Oil on canvas, 194 x 162cm copy right(c) Yasuyo MARUYAMA / Courtesy of GALLERY MoMo

丸山恭世の初個展。丸山さんは1985 年神奈川県生まれ、今年3 月東京造形大学を卒業、同大学大学院へ進学します。丸山さんは、日常生活の中で人が瞬間的に見せるしぐさや動き、フォルムの美しさやおもしろさに惹かれてその瞬間をカメラに収め、キャンバスに再現します。近作では大きな赤ちゃんの頭部をいくつかのアングルから描き、きめ細かな肌合いと頭部が占める割合がいかにも赤ちゃんらしくユーモラスであり、生きる力強さを感じさせます。 今展では今まで描きためた、少女のシリーズと赤ちゃんのシリーズを中心に展示します。六本木での新しい作家シリーズ第2 弾となりますので、ぜひご高覧ください。

作家コメント

「今回初となる個展は“moment”『瞬間』をテーマに私が学生の間、今まで制作した作品群から数点出品しております。私は制作する上で日常生活においての人の動きや仕草、顔の表情といった瞬間のフォルムの美しさに惹かれており、その時私自身がキレイと感じたものを撮った写真を使い、キャンバスに描いております。少女の作品については、無意識の動作から発せられる空気のようなものに惹かれ、赤ちゃんの作品は、目に見える表面的な肌、筋肉の質感やフォルムそして肉体の内側から発せられる生命力を表現しています。見る人に私自身が感じた生命力やエネルギッシュなものが伝われば幸いです。

※全文提供: ギャラリーモモ

最終更新 2009年 4月 18日
 

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