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超京都 現代美術@名勝渉成園(東本願寺)
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2011年 10月 17日

画像提供:超京都事務局

京都は、歴史の光と陰を内包しています。
現代京都には、すみずみに蓄積された歴史遺産や文化を背景に、常に新しい創造も誕生します。時代の真意に敏感な京都は、現代美術についても、先端的で特異な地方都市だといえるでしょう。

昨年につづき、歴史的建造物を舞台に現代美術のアートフェア「超京都」を開催いたします。さまざまな出来事に直面している今、京都に見る歴史の陰影の中で、皆様とともに、日本の状況やこれからの現代美術を考える場にしたいと考えます。

美術全般にファン層が拡大しつつある昨今、「超京都」では、文化芸術に対するいっそうの関心をお持ちいただき、ファン層の成熟にも寄与したいと考えています。高感度な方々のご来場を求め、出展画廊それぞれが、質の高い展示をめざします。

12の出展画廊は、先進性・独自性・影響力においてアートシーンをリードする画廊です。会場:渉成園に見る先人たちの革新性を感じていただきながら、各ギャラリーがご紹介する作品に同時代性や普遍的な芸術性を発見していただけましたら幸いです。

会場について
<池泉回遊式庭園をもつ東本願寺(真宗本廟)の飛地境内地(別邸)。1641(寛永 18) 年に三代将軍・徳川家光から当地(約一万坪)が寄進され、石川丈山の趣向を入れた作庭がなされました。園内の諸殿は 1858(安政 5)年、1864(元冶元)年の二度にわたって焼失。現在の建物は明治初期から末年ごろに至る間に順次再建されたものです。庭園には四季折々の花が咲きほこり、変化に富んだ景観は「十三勝」や「十景」と称されて、高い評価がなされています。>(東本願寺公式サイト:渉成園スペシャルサイトより)

このたびの会場:名勝渉成園は、別名「枳殻邸(きこくてい)」としても親しまれています。園内の諸建築は通常非公開ですが、「超京都」では、以下の3つの建物を展示会場とします。
・書院「閬風亭」(1865・慶応1年頃再建)
・ 茶室「臨池亭」
・「滴翠軒」(1884・明治 17 年再建)

日中は、庭園全域をぜひご散策ください。19 時まで「超京都」を 開場する 11 月 11 日・12 日は、日没後、「超京都」ご来場者の通路をライトアップいたしますので、照明に浮かぶ夜の幽玄な庭園もご覧いただけます。ただし、通路以外は立ち入り禁止とさせていただきます。なにとぞご了承ください。

出展ギャラリー
imura art gallery(京都/東京)、eNarts(京都)、GALLERY CAPTION(岐阜)、ギャラリー16(京都)、児玉画廊(東京/京都)、小山登美夫ギャラリー(東京/京都)、SCAI THE BATHHOUSE(東京)、てっさい堂アネックス昴(京都)、東京画廊+BTAP(東京/北京)、hpgrp gallery 東京(東京)、MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w(京都)、Yoshiaki Inoue Gallery(大阪)
公式HP:  http://www.chokyoto.com

※全文提供: 超京都事務局


会期:  2011年11月11日(金)‐11月13日(日)
会場:  名勝渉成園(東本願寺)- 書院「閬風亭」、茶室「滴翠軒」・「臨池亭」
http://www.higashihonganji.or.jp/worship/shoseien/

最終更新 2011年 11月 11日
 

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