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加藤愛:きゅぴんッ展
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2009年 3月 24日

(c)Ai KATO / Courtesy of Mizuma Art Gallery copyright(c) Ai KATO / Courtesy of Mizuma Art Gallery

加藤愛は1984年東京生まれ、幼少の頃よりロリコンに目覚め、自作の美少女キャラに恋焦がれ、理想の少女を描き続けています。2007年より“愛☆まどんな”と名乗り秋葉原の路上ライブパフォーマンスを開始、2008年にはガブリエル・リッターのキュレーションによる「東京ナンセンス」展(ロサンゼルス)に参加するなど精力的に活動しています。加藤愛の作品は一貫してどこか懐かしいマンガ的なタッチで描かれる女の子と絶妙なコピーで構成されます。彼女の特徴のひとつは、誰もがかわいいと思う不滅な清純派美少女の追及にとどまらず、独自の感性によって生み出されるナンセンスなコピーを即興的に画面に綴ることにあります。作品にはどこかオタクとは一線を引いた客観的な視点が含まれ、その絶妙なバランスが魅力となって観客を惹きつけるのかもしれません。そんな加藤愛の初個展となる本展は、かわいさとトキメキが凝縮されている「きゅぴんッ」という擬音語を展覧会タイトルとしています。ペナントや優勝カップ、のれんや藁人形など日常生活にある妙な違和感を作品にするなど加藤愛ワールド満載の展覧会です。かわいいという一言では収まることのない彼女のユーモア溢れる空間をどうか皆様にご覧いただきたく思います。尚、4月4日(土)18:00~ライブパフォーマンスを行いますので、皆様お誘いあわせの上ご来廊ください。

※全文提供: ミヅマアートギャラリー

最終更新 2008年 3月 11日
 

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