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陶と紙・WATAI+MASUNAGA
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2011年 9月 30日

画像提供:Gallery Face to Face

陶芸家、渡井眞季(わたいまき)さんと古い書籍を素材にしたオブジェを作る美術家、益永梢子(ますながしょうこ)さんの二人展。

渡井さんは女子美術短期大学卒業後、グラフィックデザイナーを経て2000年より作陶を始め、主に個展、グループ展で活動している。きめの細かい白い陶土や白い釉薬を使った、様々な「白」の色や肌合いを持った作品が特徴。実用の陶芸作品でありながら、その形はどこか精霊のようなはかなさや水や空気や光のような透明感を持つ。新作を含め約25点を展示する。益永さんは成安造形短期大学卒業後、ドローイングやインスタレーション、オブジェ制作などを制作する美術家。主に個展、グループ展で活動している。今回は古い書物の全ページを折って作るオブジェを展示する。解体され読み物としての存在を終えた書物が、内容からイメージされた新たなストーリーを身にまとって紙のオブジェとして再生する様はとても新鮮である。約10点を展示する。会期中に新聞が持つ情報量を同じ手法で視覚化した、日々形を変えていくインスタレーションも予定している。

全文提供: Gallery Face to Face


会期: 2011年10月8日(土)~2011年10月23日(日)
会場: Gallery Face to Face

最終更新 2011年 10月 08日
 

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