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“Ach, so!?=あっ、そう!?” 2011
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2011年 9月 28日

ドド・シーライン&トルステン・パトリシュ・ブルッフ | "Aurora's Night"/サウンド・インスタレーション&映像 | Copyright© Dodo Schielein&Torsten P Bruch | 画像提供:マキイマサルファインアーツ

日独交流150周年にあたる2011年 秋、マキイマサルファインアーツでは、日・独の作家を紹介する交流展を開催します。

ドイツ語と日本語の類似語である「Ach so あっ、そう」をキーワードに両国の作家の作品を併設展示することで、共通点や相違点を現代美術の文脈で見出す展示です。ご高覧ください。

日本語とドイツ語の、不思議で珍しい類語のひとつとして、驚いた瞬間に用いられる言葉、「あっ、そう!」があります。ドイツ人は、期せずして新しい知識を得た時に「Ach so!」と口にし、日本人は、それまで知らなかった何かに驚いた時に「あっ、そう!」といいます。ふたつの文化は、何か新しいことや驚きに対して、おのずと同じ表現をつかうようです。

2008年にマキイマサルファインアーツでフリーゼのメンバー8名を紹介する展覧会を開催した際、「Ach,so!?=あっ、そう!?」をタイトルとして選びました。そしてこの秋、フリーゼと日本の作家を紹介する展覧会のタイトルとして、この言葉をふたたび選びたいと思います。

コンテンポラリーアートは、何か新しい経験の感触や、未知の新しい表現方法の中での何らかの気付きを、目指しています。来廊された人々の口から、たくさんの「あっ、そう?」「あっ、そう!」が聞けることを、希望して。
フリーゼ、マキイマサルファインアーツ(タイトル・テキスト協力:Sabine Mohr)

出展作家
Part.1 エミーネ・シャヒナーズ・アカーリン、ロルフ・ベルグメイヤ、秋吉 かずき、小山 篤
Part.2 ドド・シーライン、トルステン・パトリシュ・ブルッフ、古池 潤也、SYUTA

全文提供:マキイマサルファインアーツ


会期: Part.1 2011年10月28日(金)~11月8日(火) /Part.2 2011年11月11日(金)~11月22日(火)
会場: マキイマサルファインアーツ

最終更新 2011年 10月 28日
 

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