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富田菜摘:よりどりみどり
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2009年 3月 17日

《よりどりみどり》2009年 mixed media H:16-33cm copy right(c) Natsumi TOMITA / Courtesy of Gallery Strenger

《フラミー》2009年 mixed media H:95 ㎝ copy right(c) Natsumi TOMITA / Courtesy of Gallery Strenger

まるで生きているかのように見えるこの鳥たちを名づけ、そして産み出しているのは今春、多摩美術大学油画科を卒業したばかりの富田菜摘です。若手ながらすでに廃材を蘇らせるエコロジストとして、空間を彩るコディーネーター、そして観る者と一体となって五感のすべてに喚起、そして歓喜することのできる作品を作る、さまざまな顔をもつ力のあるアーティストして多方面で活躍しています。

誰かが乗っていた自転車、飲み終わったドリンク缶、壊れた傘…
役割を終えたものたち…
それらを集め、つなぎ合わせ、新しく生きものとして生まれ変わらせる。
今回の個展では鳥をテーマにしている。
鳥のほど姿、生態そして色彩がこれほど多様な動物はいないのではないだろうか。
それぞれがかなり個性的。
ギャラリーで遊ぶ鳥たちに近づいてよく見ると、その形や色にさまざまな発見があるはず。
作品を身近に感じ、楽しんでもらえたら嬉しい。
(富田菜摘)

今回の「よりどりみどり」展では、富田が今まで作ったことのない、オウム、フラミンゴ、よりどりみどり、ごきげんどり、アヒルのファミリーや天井を飛ぶ鳥などが全作新作にて登場いたします。360°いや720°どこから見ても丁寧でリアルに仕上げられた仕事ぶりはまさに職人的であり、集められた素材はこれ以上なところはないというほどに適材適所に、そしてベストプロポーションに仕組まれ、色彩はまるでこの鳥の一部になるためにこれらの廃材は生産されたようです。見事なマッチンングです。この新しく個性的に生まれ変わった作品の一つ一つの素材が何であるかを当てるのも作品を見るときの楽しみではありますが、富田のこの制作能力の高さに唖然とするはずです。こんなことができるのか、ここまでするのかという彼女の尽きることのないであろう今後の活躍に一緒に期待してもらいたい。

※全文提供: ギャラリー・ストレンガー

最終更新 2009年 5月 16日
 

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