1970年東京都生まれ。1997東京藝術大学大学院修了。同年、天龍寺天井絵制作（加山又造 筆「天龍寺法堂雲図」）、富村村営公共施設壁画制作（上田耕造 筆）、1998年国宝中尊寺金色堂（内陣巻柱）復元模写図に参加。2003年野村裕基（野村萬斎 長男）初舞台扇制作。2008年、現代日本美術会賞大賞、会員推挙賞受賞。2010年、第1回ART AWARD NEXT 審査員賞受賞。2000年頃より全国の百貨店や画廊にて個展、グループ展を中心に活躍しております。

磯部は、身近な動植物を主題に制作をしております。近年は、Biotop（ビオトープ）をテーマに制作をしてります。Biotopとは、ドイツ語を基にした合成語で、人間によって再構築された自然環境の事を意味します。日本では里山の環境がそのままビオトープとなっております。里山で見られる自然の様子をカエルや昆虫、クモといった動物と身近に自生している植物などをモチーフに日本の自然や季節、風土の魅力を描いております。

「磯部光太郎 日本画展」では参照画像の「Biotop 秋の七草」他、0号～20号の新作10余点を出品いたします。

全文提供：　いつき美術画廊

会期：　2011年10月11日（火）〜2011年10月22日（土）
会場：　いつき美術画廊