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第7回アジア次世代キュレーター会議、9月27日(火)~29日(木)開催
ニュース
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 9月 23日

国際交流基金により2005年から開催されている「アジア次世代キュレーター会議」が、9月27日(火)~29日(木)に東京・国際交流基金JFICホール「さくら」にて開催される。

「アジア次世代キュレーター会議」とは、アジア各国の美術館の次代を担う若手キュレーターが集い、情報交換と議論を通じて、域内のネットワークの構築、近・現代美術の共同研究や展覧会企画の可能性を探ることを目的に開催されるもの。本年は、国際美術展「ヨコハマトリエンナーレ2011」に合わせて3年ぶりに日本で開催される。

今回の目的は、日本の美術状況の理解促進、参加各国の美術状況の理解と展覧会企画の情報交換、2000年代のアートシーンの検証と来るべき時代のキュレーター像を探ることを課題とし、日本とアジアのキュレーター間の議論を通じて検証する。

プログラムは、3日間に分かれ、第1日目にセッションⅠ「日本の美術制度の現在」、セッションⅡ「東日本大震災と美術」とし日本の美術状況の確認と現状を検証、第2日目は「アジアの美術状況と企画交換」とし、参加各国のキュレーターによる発表と意見交換を行う。第3日目はシンポジウム「展望:2010年代のアートとキュレーターの役割」を開催。セッションⅠ「美術とコミュニティ―『関係性の美学』を超えて」ではリレーショナル・アートや参加型アートを、セッションⅡ「トランスナショナル・ウィルスとしてのアート」では、アートの中にウィルスのように巣食うトランスナショナルな動きを検証、議論を予定している。

詳細・申込は、国際交流基金ウェブサイト<http://www.jpf.go.jp>にて。

最終更新 2011年 9月 22日
 

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