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たなかかずや 展
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2011年 9月 17日

Copyright© Kazuya Tanaka/O Gallery eyes | 画像提供:Oギャラリーeyes

作家コメント [Artist Statement]
小学生の頃、祖父の葬式で父が「おじいちゃんに触ってみろ」と言ってきた、言われるがまま祖父の遺体を触ってみると人がこんなに冷たくなるという衝撃と、こちらの体温が奪われそうな経験と鼻に詰めた綿を触った事を何故か制作中に思い出した。制作中の白い塊の人のようなモノが魂の抜けた塊となった祖父とどこか繋がったのかもしれない。
私は「人のようなモノ」から絵と自分との繋がりを探ることがある。
絵具の肉を画面の中につけるように、吸収された絵具は絵の世界に入るように、人のようなモノとして存在してほしい。
今回は具体的な動物の頭の「人のようなモノ」がいる。動物の何を考えているのかわからない「表情」からは無音とは違う「空気の音」のようなものを感じる時があり、意図的にそれらが表現できるのではないかと考えたからである。これはあの時の経験から感じとった事と画面の中で表現したい所と混合して出来た言葉であり、大切にしたい部分である。

たなかかずや
1986 広島県生まれ
2010 京都嵯峨芸術大学芸術学部造形学科油画分野 卒業

個展
2011 Oギャラリーeyes(大阪)

グループ展
2008 one room08(京都嵯峨芸術大学クラブ棟・京都)
JAPAN ART NEXT 2008 for west~次世代のソース~(海岸通ギャラリーCASO・大阪)
おかえりなさい(京都嵯峨芸術大学学外廃屋・京都)
2009 one room09(京都嵯峨芸術大学クラブ棟・京都)
ART UNIV.2009(元立誠小学校・京都)
2010 トゥールビヨン8(Oギャラリーeyes・大阪) 2011 LA VOZ 2011(京都市美術館別館・京都)

全文提供: Oギャラリーeyes


会期: 2011年9月19日(月)~2011年9月24日(土)
会場: Oギャラリーeyes

最終更新 2011年 9月 19日
 

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