深川番所ギャラリーでは2011年9月20日より10月2日まで、サクラギャラリーとの合同展「リレーションズ」を開催いたします。本展は、同一のアーティストの作品を、趣の異なる2つの展示環境を介してご覧頂く企画展です。今回は3名の若手アーティスト、磯貝望（東京都主催「トーキョーワンダーウォール公募2011」入選）、平田由布（東京都主催「ワンダーシード2011」入選）、岡田卓也（株式会社ワコールアートセンター主催「SICF12」入選）による平面作品をご紹介いたします。

私たちがアートに触れる機会は日々多様化し、ギャラリーや美術館だけでなく、プライベートな居住空間、駅などのパブリック・スペース、地方都市で開催されるイベントなど、あらゆる場所がアートの舞台となっています。本展では、このような多角的に広がりを見せるアートと展示環境の関係性に注目しました。印象の異なる対照的な２会場を使用し、空間の移ろいや、環境の様々な変化に晒される作品からアーティストの同一性や固有性を見出し、表現の可能性の捉えようと試みています。

全文提供：　Fukagawa Bansho Gallery

会期：　2011年9月20日（火）～2011年10月2日（日）
会場：　Fukagawa Bansho Gallery