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国宝『青磁下蕪花瓶』を中心に
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2009年 2月 25日

Celadon vase with long neck on globular body, Longquan ware , Southern Song dynasty, 13th century [National Treasure] copy right(c) Hara Museum ARC

観海庵ではこの春、原六郎コレクションの名品、国宝「青磁下蕪花瓶」を初公開します。この作品は中国から伝来した青磁花器の中でも傑作とされ、やわらかな丸みをおびた胴の形から「下蕪花瓶」と呼ばれています。淡い青の釉薬を施した滑らかな肌合いと優美な形の調和は、まさに絶妙という言葉がふさわしいでしょう。このほか、明朝の画人徐霖の絵画(前期に展示)や、近世日本美術に不滅の足跡を残した狩野派の絵画(前期・後期)、本阿弥光悦の書(後期)など、東洋古美術の秀作を展示いたします。同時に、原美術館コレクションから選んだ現代美術作品も織り交ぜ、時代や地域を越えた美意識と造形の対話をご鑑賞ください。

※全文提供: ハラ ミュージアム アーク

最終更新 2009年 3月 20日
 

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