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アナト・パルナス 写真展:HANABI
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2009年 2月 24日

copy right(c) Anat Parnass / Courtesy of FOIL GALLERY

土手に集まる家族、カップル、子供たち…その場にいる皆が降り掛かる光に照らされる一瞬。人々は残像となり、写真に捉えられる—— 今回の「HANABI」は、これまで彼女が好んで使用してきた携帯電話のカメラを、一眼レフに持ち替えての作品となりました。これらの写真からは、今までと同じく写真でしか表現することの出来ない彼女の「リアル」が色濃く浮かび上がってきます。私たちはその視線にさらされた人々がまるで自分であるかのような驚きと、自身が現在を生きる存在であるということを突きつけられるでしょう。 今回の展示では、「HANABI」シリーズより約20点を展示致します。これからの活躍が期待されるアナト・パルナスの、エネルギーに満ちた写真展です。

アナト・パルナス(Anat Parnass) プロフィール:
1974年、イスラエル・テルアビブ生まれ。1995年 初めて日本を訪れる。
1996〜2000年テルアビブ大学で日本学を専攻し、映像・写真ジャーナリストである広河隆一氏と共に活動。その後新聞社にて働く傍ら写真を学ぶ。現在、日本大学大学院芸術学研究科に在学中。

※全文提供: フォイル・ギャラリー

最終更新 2008年 3月 13日
 

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