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若松武史:血と肉の起源
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2011年 8月 22日

画像提供:Gallery Face to Face | Copyright© Takeshi Wakamatsu

若松武史(わかまつたけし)さんの油彩画展。

若松武史さんは1950年東京都生まれ。 絵描きであり、俳優でもある。日本大学芸術学部美術学科油絵コース中退。 1974年、寺山修司主宰の「演劇実験室・天井桟敷」に参加。後期の中心的メンバー。劇団解散後も俳優として舞台、テレビ、映画等で活動を続けている。

生きるために、肉を食うために、何かを殺す。
すると、血が流れる。
他者の犠牲抜きには我々動物は生きられない。
肉は美味だ。
食肉欲、肉欲、闘争欲、流血欲、生きていることの実感。
自然界の摂理とは、いかに残酷で無限の快楽を内に秘めているのだろう。
-若松 武史

今回は人間が持つ欲望と快楽とその摂理をテーマに新作油彩画約20点を展示する。会期中に一部の作品の展示替えも予定している。

「若松さんの描く作品はすべてパワフルかつ独特の明るさを持っています。あふれる色彩と寓話的要素に満ちた画面は祝祭的で、その中に登場する人物、動物達はある種演劇的な振る舞いを見せながら私たち鑑賞者をその世界に巻き込んでいくエネルギーを持っています。人間の根源的な「欲」と「業」をテーマにした今回の展示は、未曾有の大災害を経験した私たちにどのようなものを感じさせてくれるのでしょうか?是非ご高覧ください。」
-ギャラリー代表:山本 清

全文提供: Gallery Face to Face


会期: 2011年9月3日(土)-2011年9月25日(日)
会場: Gallery Face to Face

最終更新 2011年 9月 03日
 

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