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生田恵美子 展
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2011年 8月 05日

画像提供:ギャラリー風 | Copyright© Emiko Ikuta

作家コメント
移ろい変化する。
掴めそうで掴めない。

日々一瞬一瞬、動き続けている私たちの「心」。
その不思議を表現したい。

心は無限大
心は自由
心は屈しない

どんな暗闇も私たちの心で必ず明るくできると信じている。

不規則に切り取られた形の作品には何かが封印されているようです。

人はみな楽しむために生まれてきたはずと生田さんは言います。けれども人は、心地よいものだけを選んで生きていくわけにはいかないから逃れられない悲しみ、抱えきれない苦しみ、捨ててしまいたい思い出をできる限り圧縮して心の中の棺に封印してまた新しい日々を生きよう生田さんが作品を通じて伝えたかったメッセージです。

不自然に折りたたまれた人
守るように抱える人
眠るように横たわる人
色の面で描かれたこの「人」たちが処理しきれない感情を引き受け封印していてくれるようです。それが熟成され生きる糧となる日まで

暑さに身も心も疲労しやすいこの頃「心」静かなひと時を過ごしていただけたらと思います。

全文提供: ギャラリー風


会期: 2011年8月5日(金)-2011年8月13日(土)
会場: ギャラリー風

最終更新 2011年 8月 05日
 

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