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三陽商会とmore trees協働プロジェクト、栗林隆氏の新作アートフェア東京会場にて発表
ニュース
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 7月 27日

《one of parts》 2011年|edition 15
Courtesy of Takashi Kuribayashi
Photo: 井上佐由紀

2010年12月に発足した、株式会社三陽商会(本社:東京港区)と一般社団法人more treesの協働プロジェクト一環による、栗林隆氏の新作が、7月29日~31日に開催される、「アートフェア東京2011」にて発表販売される。

発表される作品は、原寸大のキングペンギンをモチーフにした木のトルソー&ペンギンコートと、キングペンギンの形状を活かしたバッグ型の2種類の立体作品。

ペンギンコートは、サンヨーソーイング 青森工場の職人の手による縫製にて仕上げられたもので、コートに包まれたトルソーは、建築廃材を使用した素材を使用、年輪等にこめられた歴史性を粉砕し再び形作るというコンセプトを具現化している。

本プロジェクトの売上の一部はmore treesに寄付され、東日本震災復興に貢献するため、more treesが推進する国産材を活用した木造仮設住宅建建設に活かされる予定。

栗林隆氏は、1968年長崎県生まれ、1990年武蔵野美術大学日本画科卒業。その後ドイツに留学、2002年デュッセルドルフ・クンストアカデミーをマイスターシューラーとして修了。国内外の現代美術展に多数参加し、海外においても高い評価を得ている。国内では青森県の十和田市現代美術館にて恒久作品が設置。2010年森美術館「ネイチャー・センス展」 に参加。 ウェブサイト: http://www.takakuri.net

最終更新 2011年 7月 26日
 

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