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CAFE in Mito 2011-かかわりの色いろ
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2011年 7月 21日

奈良美智《気持ちちょっぴり右に寄って、優柔不断の左向き》2011(未完)| Photo:大谷健二

3月11日に発生した東日本大震災で水戸市は広範囲にわたって被災しました。水戸芸術館現代美術ギャラリーも建物が一部損壊し休館を余儀なくされていましたが、このたび「CAFE in Mito 2011-かかわりの色いろ」展によって、活動を再開いたします。

2002年から始まった「CAFE in Mito」のCAFEとは、Communicable Action for Everybody (誰もがコミュニケーションできる行動)の頭文字をとったもので、観客参加型アート作品の紹介や街中での展示、参加型イベントの実施を通して、多くの人がアートに親しみ、街なかを活性化する企画として発展してきました。

今回のCAFE in Mitoは震災後の社会状況を考慮に入れ、水戸芸術館現代美術ギャラリーを中心に展開します。開館以来20年間の歩みの中で出会ったアーティストや協働者の協力を得て「人々がアートと出会い、アートを通して人と人とのつながりが生まれる場を創出する」という、水戸芸術館現代美術センターの活動の原点に立ち返ります。過去に水戸芸術館現代美術ギャラリーで作品を発表したアーティストたちの絵画や写真作品の展示、そして地域の人々と連携したイベントやワークショップの開催、展覧会入場無料デ―の実施を通して、くつろいだ気分でアートを楽しみながら、さまざまなかかわりの場を提供します。

【参加作家】
青木陵子、青山悟、秋山さやか、淺井裕介、伊藤存、上田薫、遠藤一郎、大友良英、O JUN、大巻伸嗣、笠原出、クリスト&ジャンヌ=クロード、川島秀明、小林孝亘、酒井咲帆、ジュリアン・オピー、杉戸洋、杉山知子、鈴木康広、曽谷朝絵、高木正勝、高田安規子・政子、辰野登恵子、タノタイガ、長島有里枝、Nadegata Instant Party(中崎透+山城大督+野田智子)、奈良美智、西尾美也、西山美なコ、蜷川実花、ハスラー・アキラ、林剛人丸、日比野克彦、ひびのこづえ×森山開次×川瀬浩介、本城直季、日高理恵子、三田村光土里、Rico(本橋理子)、山口晃

全文提供: 水戸芸術館現代美術センター


会期: 2011年7月30日(土)-2011年10月16日(日)毎週水曜日は入場無料
会場: 水戸芸術館現代美術ギャラリー

最終更新 2011年 7月 30日
 

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