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いのち・きもち・かたち:原美術展コレクション展
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2009年 2月 25日

ジェイソン テラオカ 《隣人》(88点組)から、2005-6年 copyright(c) Jason TERAOKA / Courtesy of Hara Museum ARC

アドリアナ ヴァレジョン《スイミング プール》2005年 copyright(c) Adriana Varejão / Courtesy of Hara Museum ARC

ギャラリーA・B・Cでは、原美術館コレクションから選んだ個性豊かな現代アーティストによる絵画・彫刻・写真・インスタレーションを展示し、現代美術の幅広く奥深い世界を紹介します。

美術は造詣芸術とも言い換えられるように、アーティストはさまざまな「かたち」を通して表現します。そうした「かたち」を前にしたとき、私たちはどんな「きもち」になるでしょう。心地よかったり、爽やかな印象を受けたり、あるいは狐につつまれたような、はたまた薄気味悪いような・・・。かたちそのものに直感的に興味を惹かれることもあれば、かたちの意味を求めて考え込むこともあります。なぜそうしたきもちになるのでしょうか。そのきもちをもう少し掘り下げたときに、かたちの向こう側から何かメッセージが見えてくるかもしれません。

本展に出品される作品には、現代美術ならではの多種多様な「かたち」に満ち溢れています。それらは、発想や手法に個々の違いはあっても、どこかで私たちの「いのち」-私たちが「ここにこうして有る」ということの意味、大切さ、面白さ、不思議さ、もしかしたら理不尽さなどにも触れているのではないでしょうか。多彩な作品からいろいろなメッセージを引き出してご鑑賞いただければ幸いです。

※全文提供: ハラ ミュージアム アーク


会期: 2009年3月20日-2009年6月28日
会場: ハラ ミュージアムアーク

最終更新 2009年 3月 20日
 

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