平川典俊:相対を越えて |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2011年 7月 08日 |
《New York, New York》2011年 | Gelatin silver print, 23 x 34 cm, edition of 5 | 画像提供:ワコウ・ワークス・オブ・アート | Copyright© Noritoshi Hirakawa 平川典俊はこれまで、20年以上にわたり世界各地を訪れて徹底的なフィールドワークをおこないながら制作活動に取り組み、300を超える展覧会で作品を発表してきました。彼の作品は、写真やビデオ、サウンド、テキスト、パフォーマンス、映像等さまざまな媒体をもちいており、身体性やジェンダー、メディア、宗教、政治、現代美術そのものなど、一見、きわめて広範囲かつ挑発的なテーマを扱っているようでありながらも、その根本には一貫して社会システムと個人、そして個人と自由意志についての真摯な問いかけと提言が存在しています。 東日本大震災以降、社会とアートの関係について人々の認識に変化が生じ、アートに何が出来るのか、といった言説が活発化しています。平川が2007年に制作、発表した浜岡原発をめぐる写真作品がにわかに注目を集めているのもその一端といえます。いま、人は社会にどう問いかけ、どう前進していくべきなのか? 平川典俊 全文提供: ワコウ・ワークス・オブ・アート 会期: 2011年7月23日(土)-2011年8月27日(土)※夏期休廊: 8月14日(日)-22日(月) |
最終更新 2011年 7月 23日 |