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小谷元彦さん、「小谷元彦:幽体の知覚」展などで第25回平櫛田中賞を受賞
ニュース
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 7月 06日

《ファントム・リム》1997 年 
C プリント、アクリルフレーム(5点組)
各H 148 × W 111cm
所蔵:高橋コレクション
Courtesy:YAMAMOTO GENDAI, Tokyo

彫刻家、小谷元彦(おだに・もとひこ)さんが、第25回平櫛田中(ひらくし・でんちゅう)賞を受賞。『折から開催された「小谷元彦展:幽体の知覚」(森美術館、2010年11月27日~2011年2月27日開催)は、この作家のさまざまな手法と奇抜なアイディアを意欲的で大胆な構想のもとに実現した刺激的な展覧会』(第25回平櫛田中賞選考委員会評)と評価された。

「小谷元彦展:幽体の知覚」展は現在静岡県立美術館にて開催中(~7月10日)で、この後、高松市美術館、熊本市現代美術館へと巡回する。また、「第25回平櫛田中賞受賞記念 小谷元彦展」は、2012年1月27日~2012年3月20日まで、小平市平櫛田中彫刻美術館にて開催される予定。

平櫛田中賞は、明治・大正・昭和にかけて活躍し、日本近代を代表する彫刻家であるた彫刻家、平櫛田中(ひらくし・でんちゅう、(1872-1979年)の名を冠し、彫刻の分野で功績を偉大な功績を残したアーティストに贈呈される。1971年に設定された。詳細は、同賞の公式ウェブサイト<http://www.city.ibara.okayama.jp/denchu_museum/denchu_award/denchu_award.html>にて。

小谷元彦さんは、1972年、京都府生まれ。1995年東京藝術大学美術学部彫刻科卒業、1997年東京藝術大学大学院美術研究科修了。ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館(2003 年)をはじめ、数多くの国際展に出品。

最終更新 2015年 12月 03日
 

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