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訃報:世界的建築家の伊丹潤氏、74歳にて
ニュース
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 7月 04日

世界的建築家で画家としても活躍した伊丹潤(いたみ・じゅん、韓国名:庾東龍(ユ・ ドンヨン)、http://www.junitami.com/)氏が、6月26日、東京都内の病院で脳出血のため死去。享年74歳。

伊丹潤氏は1937年東京都生まれ。1964年、武蔵工業大学工学部建築学科卒業、1968年に伊丹潤建築研究所を設立。2007年~2008年まで日本民藝館運営委員を務め、また2009年からは済州国際英語教育都市マスターアーキテクトに就任した。

Duson Museum (2007年)、WIND MUSEUM・STONE MUSEUM・WATER MUSEUM、Guest House PODO Hotel (2001年)、PINX Public Golf Club House (1998年) などの設計で知られ、また2003年のフランス国立ギメ東洋美術館での個展など、これまで世界各国で個展が開催された。主な受賞は、2005年 フランス共和国 芸術文化勲章「シュヴァリエ」、2006年 アジア文化・景観賞(国連人間住居計画-UN-habitat主催)金寿根文化賞(韓国)、2010年 村野藤吾賞。

最終更新 2011年 7月 04日
 

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