| EN |

山田陽:Line1_Lily Grass
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2011年 6月 30日

画像提供:ときの忘れもの | Copyright© Akira Yamada

ニューヨークを拠点に活動する写真家山田陽は、ファッション誌などの撮影の傍ら、自ら制作したフラワーアレンジメントを被写体に、その美しいラインを写し取るプロジェクトを行なっています。 今回は、被写体にユリ科の草「Lily grass」を用い、線を描き、線を切り取るという作業を何度となく行ない、白黒の世界でラインを表現しています。

あえて一般的に、そしてフラワーアレンジでは主役となり得ない花材を使い、いかにドラマティックに表現できるかという自分への挑戦でもあります。今回の個展ではシリーズ〈LINE1_Lily Grass〉を15点ご紹介します。

山田陽 Akira Yamada
http://www.akirayamada.com/
神奈川県川崎市に生まれる。文化服装学院でファッションデザインを学ぶ。
1998年渡米。ニューヨークで6年間ブティック、レストラン、プライベートパーティのために高級フラワーアレンジメントを提供するフローラルデザイナーとして活躍。2004年その創造的な関心は「写真」に向けられた。ポートレートやルポルタージュが『ヴォーグニッポン』や『ヴォーグチャイナ』、『マダムフィガロ』、『ハーパースバザージャパン』、『ウィメンズウェアデイリージャパン』、『カーサブルータス』、『メンズノンノ』、『ギンザ』、『ポパイ』に掲載される。
ポートレートやルックブック(スタイル見本)を撮影し、「デレク・ラム」や「3.1 フィリップ・リム」、「トッズ」、「バンドオブアウトサイダーズ」などのファッション会社と仕事をする。 ファッションやデザインをあらためて学んだことで、どんなものにも美しさを見出し、洗練されたイメージを創り出すようになる。記録や探検、そして、他の文化からインスピレーションを得るために世界を旅する。現在、ニューヨークを拠点に活動。

全文提供: ときの忘れもの


会期: 2011年7月5日(火)-2011年7月16日(土)
会場: ときの忘れもの
オープニング: 2011年7月5日(火)18:00~

最終更新 2011年 7月 05日
 

関連情報


| EN |