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樋口愛子:身体と呪術
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2011年 6月 29日

画像提供:Shonandai MY Gallery | Copyright© Aiko Higuchi

未来はソフトだ。決してハードウェアではない。
身体は流動体だ。決して重金属ではない。
マッチョにはなれず、毒も持てない私の身体は、現代をサヴァイブするのに適していない。
私は身体を探している。
傷や血・痛み、破壊破滅、身体改造・身体装飾……その呪術性、祈り。
制作は、なくした身体を取り戻す(あるいは取り戻したと勘違いする)ための、呪術だ。
*          *          *
世界が揺れて、生き残った。
抗えない大きな力を前に、ただ祈ることしかできないと感じている。
祈るように、呪うように制作する。
2011.5

樋口愛子
1985  神奈川県生まれ
2009  女子美術大学芸術学部絵画学科日本画専攻卒業
女子美術大学大学院美術研究科美術専攻修士課程日本画研究領域修了

<個展・グループ展>
トーキョーワンダーシード2008
アートアワードトーキョー丸の内2009
樋口愛子個展 ひどく甘い地獄/ギャラリー代々木
MY Twinkle展 北川伶菜 樋口愛子/Shonandai MY Gallery
エコール・ド・渋谷NHKアートギャラリー2010 JOINT 女子美術大学 大学院生・卒業生作品展

全文提供: Shonandai MY Gallery


会期: 2011年7月1日(金)-2011年7月8日(金)
会場: Shonandai MY Gallery

最終更新 2011年 7月 01日
 

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