作家は、普段、人と接しているうちに、自分の中にに生まれた感情や想いを女性像を通して形にしている。その出てきた彼女達（作品）を見ていると、作家が無意識にのうちに感じ取っている物を再確認し、彼の内面とも向かい合える。その時、出てきた彼女達（作品）は、作家自身でもある。また、旧来の彫刻がどうしても質量や重力に呪縛されてきたのに対し富松の作品は、こうした要素を無視するかのように作られており、新しいアプローチだといえよう。

富松篤
1985年生まれ。東京造形大学大学院卒。
2008 第７２回新制作展
2009 彫刻の五七五美術系大学交流展2009
2010 国際野外の表現展2010比企
2011「行商～ギャラリー・サーカス」（青山・スパイラル　Art Lab TOKYO Booth）

八王子にある共同アトリエpimp studioのメンバーでもある。
http:www.pimpstudio5907.com

全文提供： Art Lab AKIBA

会期：　2011年6月27日（月）－2011年7月9日（土）
会場：　Art Lab AKIBA
レセプションパーティー：　2011年7月2日（土）17:00～