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金田実生 展
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2011年 6月 25日

《不意のあらわれ》2011年 | 油彩 | 画像提供:ギャラリー風
Copyright© Mio Kaneda

作家コメント
「何かに包まれよう」
夜。その闇は一日の終わりではなく、
翌日への始まりの時間。
休息をし、新たな力を蓄える用意の時間でもある。

不意な暮らしの変化は私たちを悩ませる。
私たちには何ができるのか。
休息して、力を蓄えれば新たな力が備わる。
何かに包まれて、少し休息しよう。
力を蓄えて動き出すために。

本展に向けての制作中に大震災が起こりました。世界中が悲しみ、心を痛めた出来事が繊細な光を描き出す金田さんの心に影響を与えなかったはずがありません。それでも作家としての志が金田さんを支えたのだと思います。

決して励ましたり、慰めたりするのではなく、"ただ在る"ことのみを教えてくれる優しい光。今だからこそ、金田さんが描く光に包まれていたいと思うのです。

全文提供: ギャラリー風


会期: 2011年6月27日(月)-2011年7月9日(土)
会場: ギャラリー風

最終更新 2011年 6月 27日
 

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