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朴盛実・林淑芬・伊藤眞理:SILENCE
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2011年 6月 11日

《Thistle in London》2008年|キャンバス、油彩|72.7×60.6cm
画像提供:マキイマサルファインアーツ
Copyright© Sungsil PRAK

草叢にひっそりと咲く小さな花、庭に置き去りにされた玩具、風に揺れる花の盛りを終えた蓮の葉・・・、うっかり見過ごしがちな日常の何気ない情景の中に、ささやかな喜びを見出す。

韓国、台湾、日本と国籍は違えども、かつて共に学んだ女性作家3名によるグループ展。

朴 盛実 パック・スンシル Sungsil PRAK

私は自然界に存在する全ての命あるもの 森、草花、鳥、魚、虫 に強く惹かれる。
彼らは四季の移ろいに従って姿を変え、行動を変え、常に変化しており、私にいつも新鮮な驚きを与えてくれる。 そして私は、彼らの営みには自然界の法則が働いていることに気付かされる。
私は彼達を毎日観察して描く。まるで日記のように・・・。
私は、私の愛する彼らの営みが永遠に続くことを祈る。

経歴
1988 ホンギユニバーシティ 大学院修士課程修了 絵画専攻 (韓国)
1992 キャンバーウェル カレッジオブアーツ 大学院修士課程修了 版画専攻 (イギリス) 
2008 ブライトンユニバーシティ 大学院博士課程修了 美術史専攻(イギリス)

個展
1999 ウェルクスタットギャラリー (ブレーメン ドイツ)
2002 アートサイド ギャラリー (ソウル 韓国)
2005 ハンモ アートギャラリー (北京 中国)
2007 ハコジェ ギャラリー (ソウル 韓国)

グループ展
2006 アレクシア ゴエテ ギャラリー (ロンドン イギリス)
2007 ハコジェ ギャラリー (ソウル 韓国)
UN Beijing  (北京 中国)
ソウル アーツセンター (ソウル 韓国)
2008 ヒュンダイ アーツセンター (ソウル 韓国)

林 淑芬 リン・スーフェン Shu-Fen LIN

私の作品は、私の日常の生活を取り巻く環境から生まれる。
日常の空間と、そこに存在する物達。そこからは、姿は見えねどその空間に暮らしている人々の生活の有り様をうかがい知ることができる。
私は、目に見えるそれらの物体を写し取ることによって、私の目には見えない人々の姿をそこに映し出したいと思う。

経歴
1996 イェールユニバーシティ スクールオブアーツ 大学院修士課程修了 写真専攻

伊藤 眞理 Mari ITO

春が来て夏が来て秋が来て冬が来て、私はもう何回この繰り返しを観てきたのだろうか。
出逢い。別れ。喜び。悲しみ。
そして今年もまた、何事も無かったかのように桜は花を咲かせ、散り、新緑の季節を迎える。
全ては常に変化し、そして全ては永遠に変わらない。

経歴
1993 サヴァナカレッジオブアートアンドデザイン卒業 絵画専攻
2000 東洋美術学校 中国水墨画研究科卒業

個展
1999 ギャラリーTOBI (東京)
1999 ポンデザールのアーティストたち (埼玉)
1997 コミュニティールームA (埼玉)

グループ展
2010 アートギャラリー こはく (埼玉)
2006 豊島区民センター (東京)
2006 櫻守 (埼玉)
2005 浅草公会堂 (東京)
2002 川越画廊 (埼玉)

※全文提供: マキイマサルファインアーツ


会期: 2011年6月17日(金)-2011年6月28日(火)
会場: マキイマサルファインアーツ
オープニングパーティー: 2011年6月18日(土)17:00 - 19:00(18:00~ミニコンサートあり)

最終更新 2011年 6月 17日
 

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