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Camouflage
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Published: June 08 2011
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Copyright© coup d'etats
画像提供:TORARY PROJECT 事務局

クーデターズ(coup d'etats)によるインスタレーション&パフォーマンス

「Camouflage」ステートメント
学生運動が特集された雑誌に、フィキサチーフを用いた爆弾の写真があった。そこから、芸術家の卵が暴力革命をも肯定し、政治運動に転換したことを想像することは容易だ。芸術活動と政治運動を両立させる僕にとってシンパシーを感じたのは当然であり、絵画の定着液から爆弾に至る境界にこそ芸術の起原となりうる暗い衝動が隠されていると考えている。かつてイタリアの未来派が街頭で暴れ回った行為が今日のパフォーマンスのルーツであると聞く。当時、マリネッティはじめ未来派の一部はムッソリーニとともに政治結社、戦闘ファッシの一員であり芸術と政治のカオスティックな緊張がそこにはあった。政治(または社会)と芸術が密接に結びついた 時代だからこそ新鮮で魅力ある芸術が派生した と私は考えている。過去、日本にも学生運動と連動したネオダダやゼロ次元といったパフォーマンス集団もあった。しかし、今の日本のアートワールドでは美術館やギャラリーが主流な発表の場となり、政治も芸術もバラバラに切り離され形骸化された芸術の為の芸術作品のみが大量に量産されている。

僕は芸術の為の芸術より、プリミティブな人間の初期衝動に強く引かれる。

今回のクーデターズ展は街頭ゲリラパフォーマンス等を軸にした記録映像や武器に見せかけた楽器や絵画道具のインスタレーションである。クーデターズは芸術を装った政治的プロパガンダなのか?それとも政治運動を装った芸術なのか?僕はばれないように必死で表面を飾り立ててカモフラージュする。

-小灘精一

7月22日(金)
オープニングパーティ 18:00~深夜
オープニングLIVE 20:00 スタート
出演:coup d'etats • orhythmo • and more

※全文提供: TORARY PROJECT 事務局


会期: 2011年7月22日(金)-2011年8月21日(日)毎週 金・土・日曜日18:00 - 23:00 (日曜13:00 - 20:00)※8月12~14日休
会場: TORARY NAND(大阪市中央区千日前2-3-9千日前二番街2F 237番レジャーシティ味園ビル2F)

Last Updated on July 22 2011
 

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