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humanite lab vol. 26 真壁陸二 展:element
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2008年 12月 07日

《imaginary landscape 風のない月曜》2008年 | 油彩、キャンバス53x45.5cm | copyright(c) Rikuji Makabe | Courtesy of Galerie Tokyo Humanité

ギャルリー東京ユマニテが若手作家を紹介する「ユマニテララボシリーズ」。今回は真壁陸二を紹介いたします。 真壁は1971 年、金沢生まれ。多摩美術大学油画科卒業後、国内の画廊、美術館での個展やグループ展などで精力的に作品の発表をしています。シンプルに風景を思わせる画面、または、植物の一部をフォーカスしてパターン化した作品など、真壁はさまざまな作風を見せてくれます。 それらの作品は常に自身の自然観、世界観からの着想をベースにしたもので、同時に個人的な感覚をリアリティを持って表現したいといいます。 今回は、新しい試みとして、古材や廃材等を組み合わせた木製パネルにペインティングした作品(150 号大作)を中心に5-6 点展示いたします。

作家コメント
何時間も木や雲や海を観察する
自然のつくるフォルムには一つとして同じものは無い
雲や草花、樹木や岩、山や川や池さらに湖や海に至るまで一つとして同じ景色は存在しない
だが自然のフォルムには共通する要素が沢山ある
単純な形の気の遠くなる程の反復と繰り返しで無限とも思えるバリエーションが生まれる
注意深く自然を観察すると様々な要素に意外なまでの抽象性と相似性があることに気がつく
自然のルールをみつけたい 私はそのために絵を描いているのかもしれない
少しだけ分かったことは 世界には 混沌とした秩序がある ということだ

※全文提供: ギャルリー東京ユマニテ

最終更新 2009年 1月 13日
 

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