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伊宝田隆子:立ちたさ_
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2011年 5月 31日

w/ 山田晋也
関東平野で立つ ー 平野の水平と 2008.夏
画像提供:マキイマサルファインアーツ
Copyright© Takako Ihoda

「立ちたさ」 
□どう立ちたいのか身体にききながら立つ
□重力に反して垂直方向へ立とうとする力とそれについていく身体を感じる
□垂直方向への力と同時に体重が圧している水平面を感じる
□立っていく事によって変化していくまわりの空間を感じる

重力に身をまかせ寝ている状態から、小さな動きを丁寧においかけながら60分近くかかりようやく立った状態にいたります。止まったり、もどったりしながら。

本当の水平や垂直はどこにあるのか… 身体で測っていく、さがしている行為ともいえるかもしれません。また、このプロセスから何かモノが作れないだろうか? 人はここに何を見るのだろうか?

1995年より継続して「立ちたさ」と題した活動を続けてまいりました。この度、2008年以降の活動報告 及び3人の写真家とのコラボレーション作品の展示に加え、同会場にて音楽家やヴォイスアーティストとのパフォーマンスイベントを開催します。

伊宝田 隆子  Ihoda Takako
東京生まれ
絵画を学び、'94年より岩下徹ダンスワークショップに参加'95年より身体の水平状態から垂直状態に 立とうとする衝動を丁寧に追いながら立っていく行為を「立ちたさ」と名付け自然の中や様々な環境で行為し記録を取る。  また、写真家、舞踊家、イラストレーターなどアーティストとのコラボレーションにより作品を制作し発表。

2000 コラボレーション作品展 (神楽坂まち飛びフェスタ 神楽坂)
2003 「 部屋が赤くなっていくと同時に立つ」 (らくがきスペシャル 田園調布Y 邸)
2006 記録展示及びパフォーマンス 共演/川村浪子(美学校ギグメンタ 2006 神保町 美学校)
2010 ヴォイスオペラ 出演(「フェスティバル ネオ・ヴォイス」 天鼓、巻上公一 企画  青山円形劇場)、「 Ta chi ta sa _ 」 Exhibition 2011

全文提供: マキイマサルファインアーツ


会期: 2011年7月15日(金)-2011年7月26日(火)
会場: マキイマサルファインアーツ
パフォーマンスイベント: 〈予定〉土・日曜18:45開場・19:00開演 60分程度 入場料1500円

最終更新 2011年 7月 15日
 

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