魔法かもしれない。-八谷和彦の見せる世界のひろげかた- |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2011年 5月 31日 |
FairyFinder03《コロボックルのテーブル》/2006 | 普通は見えないが、特殊なコースターを動かしながら観察するとテーブルの中をコビト=コロボックルが遊んでいるのが見えるという作品。| 写真:米倉裕貴 | 画像提供:デジタルSKIPステーション この展覧会は、「見えないものを見る」をコンセプトに、日本を代表するメディア・アーティスト、八谷和彦の三つの体験型インスタレーション作品、『フェアリーファインダー』シリーズ並びに、『見ることは信じること』、『視聴覚交換マシン』で構成されています。 妖精やコビト等の空想上の存在と出会う為の装置、『フェアリーファインダー』シリーズ。見知らぬ他人の日記をのぞいてみる『見ることは信じること』。そして他人の目で見る事を疑似体験する『視聴覚交換マシン』。これらの作品は、普段当たり前の様に使っている「見る」という能力を、想像+創造の力でどこまでもひろげる事が出来ると言う事を私たちに気付かせてくれる為の装置であると言えるかもしれません。普段とは違う「見る」体験をすることで、あなたのいる世界を、ほんの尐しひろげてみてください。 八谷和彦(メディア・アーティスト) 作品に《視聴覚交換マシン》や《ポストペット》などのコミュニケーション・ツールシリーズや、ジェット・エンジン付きスケート・ボード《エアボード》やパーソナルフライトシステム《オープンスカイ》などがあり、作品は機能をもった装置であることが多い。 ※全文提供: デジタルSKIPステーション 会期: 2011年6月2日(木)-2011年9月4日(日) |
最終更新 2011年 6月 02日 |