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My Favorites!
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2011年 5月 27日

画像提供:浜崎健立現代美術館 | Copyright© KEN HAMAZAKI RED MUSEUM

浜崎健立現代美術館6月の展覧会はコレクターからの視点を通して選ばれた4人の作家を招いての企画展になります。企画は大村邦男さん。先日の兵庫県立現代美術館での某展覧会の時もたくさんの収蔵品を私達に見せてくれました。生意気ではありますが、本当に素晴らしいコレクションでした。

そんな大村さんセレクトの作家、上原浩子さん、小沢団子さん、鮫島ゆいさん、唐仁原希さん、それぞれの個性に満ち溢れた素敵な作品が浜崎健立現代美術館を埋め尽くします。

皆さんの心をくすぐる作家、作品に出会っていただければと思います。 人の趣味趣向を覗き見るというフェティッシュな楽しみも。。。

展覧会「My Favorites!」について
-企画:大村邦男

この展覧会は、最近気に入っている若いアーティストの作品を一堂に並べてみたいという私の願望から始まりました。つまり見に来て下さる皆さんは、申し訳ないですが私のわがままに付き合っていただくことになります。でも、ご覧になればきっとただのわがままではないとお分かりになるでしょう。そんな素敵な作品が揃っています。 今回、選んだ4人の作家は女の子ばかりですが、これは偶然で(近頃の美術大学の男女構成比率からすれば必然かもしれませんが)特に女の子に拘った訳ではありません。拘ったのは自分の世界を持っているということ、それに絵が上手いということ。この2点です。

小沢団子は、自分の作りだした「頭足人」のキャラをいろんなシーンに登場させて、観客を驚かせています。 上原浩子は、油画を専攻しているにもかかわらず立体作品で勝負するという暴挙(?)に出ました。でも、絵画もなかなかのものです。 唐仁原希は、一見現代風なモチーフを描きながら、油画独特の筆致を残した彼女にしか産み出せない世界を誠実にキャンバスに定着させています。 鮫島ゆいは、初期のダンボールを使った作品からこの数年で大きく変わり、最近は抽象をテーマにしています。この先どう変化し、または変化し続けるのか誰にも分かりません。

簡単に4人を紹介しましたが、私の拙い文章では彼女たちの作品の魅力を十分にお伝えすることは出来ません。是非、ご来館いただき生の作品に触れ、彼女達の魅力をお確かめ下さい。お楽しみいただけると思います。でも、いちばん楽しいのは私かも知れません!

皆様のご来館を心より楽しみにお待ちしております。

全文提供: 浜崎健立現代美術館


会期: 2011年6月4日(土)-2011年6月30日(木)
会場: 浜崎健立現代美術館
オープニング・レセプション: 2011年6月4日(土)18:00~

最終更新 2011年 6月 04日
 

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